医院紹介
目 次
高井戸歯科医院の治療方針
生体モニターを使った診療外科手術の際の、麻酔科専門医による鎮静口腔内カメラを使っての説明
様々な処置に関してご質問がある場合は気軽に歯科医にお尋ねください。私たちは患者様が健康な歯を維持し続けるお手伝いを心がけております。
スウェーデン式インプラント
当院では、インプラント発祥の地であり歯周病治療の最先端研究を行っているスウェーデンの最新治療法を導入しています。
一般の患者様にとって、歯周病とインプラント治療は別のものとお考えの方が多いと思います。
歯周病で失った歯をインプラントにより再生する場合、口の中には他の歯周病にかかった他の歯があり、口の中全体を歯周病治療の一環としてインプラント治療を行う必要があります。また、インプラントを長期に渡って機能させるためには歯周治療のテクニックを応用し、継続的なメンテナンスを行うことが必要です。
予防主体の歯科治療
北欧の歯科医療は日本のように治療主体ではなく、予防主体となっています。
「歯科医院は痛くなってから行く」という考えでは、いつかは歯を失うことになるでしょう。歯は何回もの治療に耐えられるほど頑丈ではないのです。歯にも限界があります。歯を守るために重要なのは治療を繰り返すことではなく、歯周病にならないようにするための予防なのです。
充実した説明
患者様ひとりひとりお口の状態は異なります。そのため皆様のお口の環境を機械で計測し“お口の健康手帳”をお渡ししています。“お口の健康手帳”は歯の汚れ診断書、虫歯診断書などがあり、歯磨き時の磨き残しや虫歯の状態が一目で分かるデータになっています。
スウェーデンスタイルについて
スウェーデンスタイルとは
スウェーデンスタイルとは虫歯や歯周病になってから行う治療ではなく、そうなる前の定期的に行う予防治療の事です。スウェーデンは歯周治療、虫歯治療、インプラント治療、および予防において世界の最先端を行くことで知られています。スウェーデンと日本の歯医者の大きな違いは、日本では歯が痛くなってから行くという人が約90%なのに対し、スウェーデンでは歯が痛くならないために、口腔内のトラブルを防ぐために行く人が90%と、予防と治療に対する考え方の違いがあります。
全身疾患と深く関わる歯周病
口腔ケアをおろそかにしていると、虫歯や口臭に悩まされるだけでは済みません。歯周病を放置しているうちに、歯周病菌が血液により体内に運ばれ、全身疾患の原因となることも。特に糖尿病と歯周病には密接な関係があり、歯周病になると歯肉が炎症を起こし、インシュリンの働きが低下し、糖尿病リスクを上げます。また、糖尿病になると毛細血管の血行が悪くなり、歯周病リスクが上がります。糖尿病が引き起こす様々な命に関わる合併症は知られていると思いますが、歯周病も糖尿病と同じかそれ以上の全身の病気と深く関わっています。
85歳で25本も歯が残っている
スウェーデン
スウェーデンでは実に90%の国民が定期的なメンテナンスのために歯医者に通っているのに対して、日本では国民の17%に満たないのですから驚きです。その結果、スウェーデン人は85歳で25本の歯が残っていますが、日本では同じ85歳で11本しか残っていないのが現状です。
治療ではなく、予防することが重要
お口と全身の健康を守るためには定期的なメンテナンスが欠かせません。『毎日しっかり歯磨きをしているから大丈夫』と考える方が多いのですが、どんなに毎日歯磨きをしても歯磨きだけでは取りきれない汚れが毎日徐々に溜まっていきます。症状が出始めた時には虫歯や歯周病が発生し、やがて身体の健康を損ねてしまいます。
いつまでも自分の歯で食べたい、口腔内を気にすることなく会話を楽しみたいと考えることは、人生を楽しむためには当然だと言えます。健康な口腔は、高齢になってもQOL(Quality of Life:生活の質)を維持し、健康でいきいきとした生活を送るために欠かせません。そして、口腔の健康、歯の寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスを含めた『予防治療』を行うことがとても大切です。
痛みが少ない治療
針なし注射器(Injex50)
針なし注射器とは、針が無いため痛みがなく、治療時間が短縮できる歯科予備麻酔です。
ほとんどの患者様が麻酔注射を使用する際、恐怖心があると思いますが、この麻酔は針が無いため無痛治療の実現、針刺し事故の軽減、治療時間の短縮と患者様に安心、快適に治療を受けていただく事が可能です。
静脈内鎮静法とは
歯科治療は、痛み・音を伴うことがあり、皆さん様々な不安をお持ちのことと思います。静脈内鎮静法は、そういった治療に伴う不安や緊張を取り除くためのもので、処置には点滴を用います。
ゆっくりと静脈に鎮静薬を収入することでリラックスし、うとうとしているような状態で治療を受けることが出来る方法です。
診療は個室で行います
診療室の椅子にご案内し、血圧計を腕に巻き、指に挟む血中酸素モニターをつけ、また酸素マスク(ナーザルチューブ)をし、その後点滴注射を受けていただきます。
リラックスの状態になると、眠りに入ります。その間に処置を進めていくようになります。
静脈内鎮静法を受ける際に
術前に、過去にかかった病気、又は現在かかっている病気、服用している薬、今までに受けた治療や手術など正確にお伝えください。
特に、降圧剤・抗不整脈薬・抗血栓薬・抗麻痺薬・抗精神薬・睡眠薬・ステロイド・糖尿病治療薬など服用中の方は注意が必要です。
徹底した衛生管理・院内感染予防
歯科治療は『歯を削る』『歯を抜く』『歯肉を切る』などの治療が多く、治療に器具・器械には必ず唾液や血液が付着します。そのため、血液に接触すると感染する細菌やウィルスには特に注意が必要です。
細菌やウィルスの中には、HIVやHBV、HCV、ヘルペス等の危険な病気も含まれています。このような細菌やウィルスは確実に除去する必要があります。当院では、全ての「感染」を防ぐため、治療毎に、使用器具を専用の滅菌装置で滅菌しています。また、安全性を図るためにディスポーザブル(使い捨て)の器具を取り入れて万全の対策をとっています。
オートクレーブ
基本セット(ピンセット、ミラーなど患者様ごとに必ず使う器具のセット)と呼ばれる器具類や外科器具など特定の器具を完全滅菌しております。
オートクレーブとは、内部を飽和蒸気によって高温高圧にできる機器のことです。130度以上という高温かつ高圧の蒸気が隅々まで行き渡ることで手洗いでは不十分な器具や器材の細かなところまでしっかり洗浄し、細菌や微生物を死滅させるため、煮沸よりも効率的に滅菌効果を得ることができます。
歯科医院では一般的な滅菌装置です。
バイオ系の実験においては、器具などの滅菌作業に、化学系では特殊な化学反応(コルベ・シュミット反応や金属触媒による水素化反応など)や抽出・析出を行う際にも用いられます。
DAC Professiohonal
滅菌を行うにあたって、最高の滅菌レベルを目標に掲げ、医療先進国であるヨーロッパの基準である、EN1360の最高クラスの規格をクリアーしたオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を装備し、これによって滅菌可能な器具を全て滅菌しています。
当院に設置されたドイツのシロナ社製の「DACプロフェッショナル」は、医療用大型滅菌器の規格を満たした上で歯科用に小型化した高度なオートクレーブ(滅菌器)です。
●世界最高レベルの滅菌器を使用
日本で一般的に使用されている通常のオートクレーブ(滅菌器)では困難な、中空の物(インプラント用インスツルメント、ハンドピース(高速の水流を出しながら虫歯を削ったりする機材)のように内部にチューブ状に空洞が存在する構造のもの)等や、多孔性のもの(手術用の布やガーゼ等、微細な穴が多数あるもの)を安全、確実に滅菌します。
滅菌を行うには被滅菌物の全ての面に飽和蒸気(高温の水蒸気)が当たる必要があります。しかし、滅菌パック内物や、中空の物、チューブ状のもの、繊維製品等は、その内部の空気が蒸気の浸透を妨げるため、完全、確実な滅菌のためには、内部の空気を除去しなければなりません。
当医院で導入している「DALプロフェッショナル」は、滅菌器内の滞留空気を抜き、真空状態にしながら飽和蒸気を注入します。この工程を数回繰り返すことにより、あらゆる被滅菌物の隅々まで蒸気を行き渡らせ、最高の滅菌を行います。
この滅菌器はDACプロフェッショナルは世界最高レベルの滅菌器(クラスB)です。これにより皆様に清潔・安全な器具を提供することが可能となります。
院内紹介
診療室
広々と空間を取り、スペースを区切ることで人の目を意識することなく診療を受けていただけるように配慮しました。
個室・オペ室完備
治療の際には、麻酔科専門医もおります。
皆様が安心して診療を受けられるよう、万全な設備を心がけています。
CT・マイクロ完備
様々な患者様に対応させていただくため、骨の厚み・幅・量や歯が生えている角度を正確に診査・診断するため、CT装置と、精密診療のためのマイクロスコープを導入しております。
技工所
インプラントの上部構造、被せ物や詰め物といった補綴物を、当院では常駐している歯科技工士が作製しております。
それにより、皆様を長期間お待たせすることなく、仮歯の装着を含め、一貫して行うことができます。
待合室
大きな水槽には熱帯魚が泳いでいます。
待っている間も、皆様が少しでも癒されるようにと考えております。