毎日の歯みがきや定期健診の受診、専門家によるお口のケアを受けることで多くの歯を残すことができます。
- かかりつけ歯科医を持ちましょう
かかりつけ歯科医とは、歯が痛いときだけ行く歯科医院ではありません。日頃から、あなたのお口と全身の健康をサポートしてくれる歯科医のことです。
正しいお手入れの仕方を教えてくれたり、お口の中の悩みや疑問に対しての助言もしてくれます。さらに、自分ではケアできない部分をチェックして専門的な口腔ケアをしてくれます。
●歯みがきは丁寧にしましょう
歯みがきは、歯を磨くだけではなく歯と歯肉の境目の部分も歯ブラシで磨くことが歯周病予防のためには大切で、食べたら直ぐに行うことが効果的です。さらに、就寝前には時間をかけて(およそ10分間)丁寧にお口のお手入れをすることが大切です。寝ている間は唾液の分泌が少ないため、汚れが残っていると、むし歯菌や歯周病菌の活動が活発になり、お口の中の状態を悪くしてしまいます。
●フッ化物配合の歯みがき剤を使いましょう
フッ化物には、歯質強化(耐酸性増強)、う蝕原因菌の酸産生抑制の二つのう蝕予防作用があります。歯みがきをするときに、フッ化物の配合された歯磨き剤を使用することで、簡単にう蝕予防をすることができます。
歯みがき剤には化粧品と医薬部外品がありますが、フッ化物が配合されているのは医薬部外品です。成分表示の薬用成分の欄に、「モノフルオロリン酸ナトリウム」、「フッ化ナトリウム」、「フッ化第一スズ」と表示してあります。
岡