今年はやらなければならない事が平年より沢山あり 毎日追われる日々を過ごしております。
実は6月13日に日本顎咬合学会にて発表する事になりました。
題名は『インプラント周囲炎に対して外科的デブライドメントを行なった1例』です。
インプラントの講習や学会ここ数年沢山参加し勉強してきましたが、インプラント埋入後の研究や長期予後の話というのはほとんど講習で受ける事はないのです。
ということで、去年スウェーデンで勉強してきた事と他院にてインプラント埋入し、当医院でインプラント周囲炎の治療を行なった症例を盛り込みお話し出来ればと考えております。
後何年でしょうか、数年すればインプラント周囲炎の患者様がもの凄い数になるのは間違いないのではないでしょう。
インプラント周囲炎と歯周病は病理学的に違いますが ようは両者とも骨の喪失がおこるという事なのです。
しかし、インプラントメーカーによっては一度インプラント周囲炎に罹患してしまうと手術をしても今現在の歯学では骨の喪失を止める事ができないと言う研究発表が出てきております。
そんな事を踏まえ発表の準備を進めている所ですが、先日発表者の何人かが集まり予演会を行ないました。
今回は高井戸歯科医院から矢吹先生も発表を行ないます。
題は『予防〜歯周治療〜インプラント補綴』です。
共に頑張って参ります。
日付: 2016年2月18日 カテゴリ:院長ブログ